PDCAは、案件獲得だけでなく、あらゆる業務やスキルアップ、さらには自己成長にも役立つ考え方のひとつです。
この考え方を取り入れることで、目標達成への道筋がはっきりし、効率的に成果を上げられるようになります。
『新しいことを始める』『やってみる』のが大好きだけど、『振り返る』『検証する』ことをしない私が初めてPDCAを回し、『収入を2倍』にすることができましたので、誰でも取り入れることができると思いますし、私自身、その『絶大な効果』を実感できたひとりです。
今回はPDCAの基本を押さえつつ、それを案件獲得にどう活かすかをご紹介します。
PDCAとは
PDCAとは、「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Act(改善)」という4つのステップを繰り返して、目標達成や課題解決を目指す方法です。
もともと工場の品質管理で生まれましたが、現在では仕事や勉強、自己啓発など幅広い場面で活用されています。
PDCAを取り入れるとどうなるのか?
この方法を実践することで、以下のようなメリットがあります:
- 計画的に行動できる:ゴールが明確になり、何をするべきか迷わずに進めます。
- 効率よく進められる:無駄な作業や失敗を減らし、成功率がアップします。
- 成長を実感できる:成功と失敗の経験を積み重ねながら、着実にスキルを向上させられます。
PDCAは、目標達成に向けて一歩一歩進んでいくための「道しるべ」のようなものです。特に、案件獲得のように試行錯誤が必要な取り組みでは、この方法を使うことで効率的に成果を出せるようになります。
PDCAの回し方
PDCAは単に「やってみる」だけでなく、計画や振り返りをしっかり行うことで、次の行動がより効果的になります。以下に具体的な進め方を解説します。
1. 目標設定と計画(Plan)
まず、「何を」「いつまでに」達成したいのかを、数値を入れて、明確にします。このとき、目標は具体的で測定可能なものに設定しましょう。例として:
- 今年12月中に、3件の新規案件を獲得する
- 3か月後の1月末までに、営業メールの返信率を10%向上させる
次に、その目標を達成するための具体的な手段を計画します。
・目標までの課題を洗い出す
・洗い出した課題の中で優先すべき課題を考える
・優先すべき課題の解決策を考える
・洗い出した解決策の中で優先すべき解決策を考える
・優先すべき解決策をタスク化する
あとは、『タスク化』したことを、実行(Do)していきます。
2. 計画の実行(Do)
立てた計画に沿って行動を始めます。たとえば:
- クラウドソーシングサイトに登録する【11/25(月)迄に】
- 応募をスタート。1日4件以上に応募する【11/26(火)から、毎日】
- 自分のプロフィールやポートフォリオを見直して改善する【12/2(月)】
行動を記録することも重要です。記録を残すことで、後で振り返りがしやすくなります。
『応募数』『返信率』『受注率』の3つの数字は、必ず、追いかけましょう。
3. 結果の振り返り(Check)
行動の結果を振り返り、「何がうまくいったのか」「どこが改善の余地があるのか」を確認します。具体例として:
- 提案メールの返信率が低い → 内容が難しすぎる可能性
- クラウドソーシングでの採用率が高い → 提案内容が適切だった
この振り返りを通じて、自分の行動の中で「続けるべきこと」と「見直すべきこと」を把握します。
4. 改善と次の行動(Act)
振り返りで得た情報を基に、次の計画を調整します。たとえば:
- 提案メールの文面をシンプルにする
- SNSを使ってターゲット層へのアプローチを強化する
- 提案頻度を増やしてチャンスを拡大する
このように改善を、2週間に1回など、適切なペースで重ねることで、常に、より効果的な行動が取れるようになります。
PDCAを回すときの注意点
1. 完璧を目指しすぎない
最初から完璧を目指す必要はありません。失敗から学び、次に活かすことが大切です。
2. 振り返りを怠らない
振り返りをせずに次の行動に移ると、同じ失敗を繰り返してしまう可能性があります。必ず結果を確認し、改善点を明確にしましょう。
3. 長期的視点を持つ
短期的な結果にとらわれず、長期的にスキルや信頼を積み重ねることを意識しましょう。
まとめ
PDCAは、案件獲得だけでなく、自分自身の成長や仕事の進め方を改善するためにも有効な方法です。この考え方を取り入れることで、ただがむしゃらに行動するのではなく、確実に成果につながるプロセスを築くことができます。
小さな改善を積み重ねて、大きな成功を手にしましょう!
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