案件獲得には、3つの『段階』『フェーズ』があります。
①0 → 1のフェーズ
②1 → 10のフェーズ
③10 → 100のフェーズ
①の『0 → 1』のフェーズは、実績ゼロの状態から、最初の、1件目の案件獲得を目指します。

『0 → 1』のフェーズでやるべきこと
ここでやるべきことは、単価を下げてでも半額ででも、受注し、実績をつくります。半額でも、10%でも、極端な話、無料ででも仕事を受けます。
単価を下げたり、無料で受ける代わりに、事前にアンケートなどを用意しておき、なるべく、『お客様の声』を確保するようにしましょう。
『お客様の声』は、特に駆け出し~収入が安定するまでの間は、『お金』『収入』以上の大きな価値があると思います。
そうして、『適正価格』の『0 → 1』を達成したら、それは、あなたとあなたのサービスは『世の中に需要がある』ということです!
あとは、『マッチング』だけ。自信をもって、次のフェーズに移りましょう!
『1 → 10』のフェーズでやるべきこと
このフェーズでは、より多くの人と、効率的にマッチングしていくための試行錯誤していきます。
その過程で単価調整もしていきましょう。
低い単価や無料で案件を受注るのは、『0 → 1』のフェーズと、『1 → 10』のフェーズのの初期から中盤まで、です。
特に、リピート案件が入るようになったら、『単価を上げる』『単価を調整する』という作業に入ってください。
その前に、『単価は一度上げたら、それ以上は下がらない』というマインドブロックは外しておいてください。
一度単価を上げても、その価格で受注が入らなくなったらまた単価を下げます。そうして『単価』『価格』を『調整』しながら、応募、受注をしていきます。
以下の『3つの単価』を常に把握しておいてください。
①現実的な単価 ・・・ いま、現実的に受注できる単価。返信率6~10%となる単価。
②現在の単価 ・・・ いま、「これぐらい欲しい」「これ以上は安くできない」という単価。
③未来の単価 ・・・ これぐらいもらえたら嬉しいなと思える単価
案件は、①と②の2パターンで応募していきましょう。
③は、すでに案件を抱えてる時などに割り込みで入ってきた案件などに対して設定・提案すると良いと思います。

『10 → 100』のフェーズでやるべきこと
このフェーズは『スパーク』するフェーズ・段階です。
入ってきた『案件』『お仕事』を(なるべく)すべて、受注できる状態をつくっておきます。
そのために必要なのは『外注先』『パートナー』です。
あなたは、あなたの『仕事を振れる』人材を確保しておく必要があります。
そうしないと、『自分のキャパ』以上の仕事を受けることができません。
単発の『収入が入ってこない』だけなら、それほどデメリットではないかもしれませんが、そのクライアントさんとの関係が(将来も含めて)いったん『悪くなる』ことを想像すると、大きなデメリットに感じてもらえると思います。

自分に相談してきてくれたお仕事、自分がサポートできるものは、『すべて受け付けられる』状態をつくっておきましょう!
その状態があれば、クライアントさんはその分野で困ったとき、必ずまた『あなた』に相談に来ていただけると思いませんか?
人によっては『ひとりで気ままに仕事したい』『10 → 100のフェーズは必要ない』と思える人もいるかもしれませんが、あなた自身の収入を『最大限化する』あるいは『最大に近いところで安定させる』ためにも、必要なタスクかと思います。
そのためには、『外注先』や『仕事仲間』を探しておくことが必要です。
これにも結構時間がかかります。優秀な人や気が合う人、一緒に(長く)仕事ができる人は、そう簡単に見つかりません。
なので、常日頃から、そういった人を探しておく、探した上で、定期的に仕事をお願いするなどして常に繋がっておく必要があるかと思います。
そのためには、まずは、自分の日頃の作業を常に『自動化』『言語化』『マニュアル化』して、他人に『振れる』ような状態を作っておくことが大切となってきます。
『10 → 100』のフェーズに入ったら(というか、できれば、入る前に)、その準備を急ぎましよう。

まとめ
案件応募には3つの『段階』『フェーズ』がある
それぞれに応じた『立ち回り』をしましょう。その中で単価を上げていく作業をします。単価は一度上げたらOKでなく、返信率を見ながら、単価調整すると良いと思います。
『外注化』を意識しよう
自分の『時間売り』をしていると、『収入の限界』が来ます。『外注化』『ディレクター化』で、『収入の壁』を突破しましょう!
書いてあることは『理解できる』『やってみた』けど『うまくいかない』という方は、クレームがてら(笑)、案件獲得サポートに、現況を伝えに来てください!
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