Q&A：学習を始めました。案件応募はいつ始めれば良い？【案件応募のコツ】

「学習を始めたばかりですが、案件応募っていつから始めればいいですか？」

この質問は、多くの初心者が一度は抱える悩みです。

技術を磨いてから応募するべきなのか、それとも思い切って今すぐ応募すべきなのか――。

判断を間違えると、『目標達成』『ゴール』が遠のいてしまいます。

そこで今回は、初心者の方が案件応募のタイミングをどう考えるべきか、そして「学習３割・実践７割」の理由、さらに失敗を恐れず応募するためのコツを、わかりやすく解説します。

学習を始めたら案件応募も始めてください！

多くの人は「基礎が終わってから応募しよう」と考えますが、それは大きな勘違いです。むしろ基礎学習を進めながら同時に応募を始めるほうが効率的です。

理由はシンプルです。学習で得られるスキルと、案件応募で必要なスキルはまったく別物だからです。

むしろ『学習』よりも『案件獲得』で挫折する人が多いのが実情です。

学習では「プログラムを動かす力」「デザインを形にする力」など技術的なスキルが中心です。ですが案件応募では、クライアントに自分をどうアピールするか、信頼をどう伝えるか、納期ややりとりをどう進めるか、といった実務スキルが求められます。

これらは教材や独学だけでは非常に身につきにくく、成果が出にくいところです。個々に合うやり方、価値観も出てきますので、どうしてもそれぞれの試行錯誤の時間が必要になってくると思います。

・最初からうまく行くのが難しい
・成果が出るまでに時間がかかる

のであれば、なるべく早く、始めるのが良いというのが私からの提案です！

なぜ「学習３割・実践７割」か？

「学習３割・実践７割」という比率は感覚的なものでなく、教育学や心理学の研究に裏付けられています。

アメリカ国立訓練研究所がまとめた「学習ピラミッド」によれば、ただ講義を聞くだけでは知識の定着率は5％しかありません。読書でも10％、映像を観ても20％です。 一方で、「実際にやってみる」場合の定着率は75％に跳ね上がります。つまり、学習よりも実践の方が圧倒的に記憶に残り、スキルとして身につきやすいのです。

さらに、フリーランスや個人事業主に必要なスキルは大きく２つに分けられます。

• 技術スキル（学習で得られるもの）
• 案件獲得スキル（実践でしか得られないもの）

案件獲得スキルとは、提案文の書き方、クライアントとの信頼関係づくり、スケジュール管理や追加・修正対応などです。これらは一生必要になるスキルであり、どんな技術を学んでも避けて通れないモノです。

逆に言えば、身に着けてしまえばこれだけでコンサルティングやコーチング業ができますし、試行錯誤のすべてが知見・ノウハウとして蓄積されて行きます。

なので、個人的には、営業や仕事を獲得することを、外注やエージェントに頼らない、頼り過ぎないことを強くお勧めします！

実践に重きを置くことで、応募スキルも同時に育ち、技術と営業力を並行して鍛えられます。

小さく応募して、小さく失敗する勇気

多くの初心者が怖がるのは「失敗」です。

・納期に納品できなかったらどうしよう
・評価が悪くなってしまったらどうしよう…

そんな不安は誰にでもあります。ベテラン、プロフェッショナルになればその不安が消えるかと言うと、そうでもなく、私自身、新たなクライアント、新たな案件に応募する時は一定の不安を抱えながら･･･です！

最初から大きな案件に挑む必要はありません。報酬が小さめの案件や、短期間で終わる案件から始めて、小さな成功体験をコツコツ積み上げることをお勧めします。

むしろ早い段階で小さな失敗を経験しておいた方が安全です。なぜなら、失敗のパターンを知っておけば今後の案件で同じミスを避けられるからです。

私が大好きなブルーハーツは「なるべく小さな幸せと、なるべく小さな不幸せ、なるべくいっぱい集めよう」と唄っていました。

案件応募、実戦では、『小さな成功』と『小さな失敗』をなるべくたくさん集めてください！

まとめ

案件応募を始めるベストなタイミングは「基礎を学んだらすぐ」です。完璧を待つ必要はありません。準備も大切ですが、準備に時間をかけるほど、結果が出るのが遅くなります。（3年後、10年後の自分に怒られると思いますよ！）

学習３割・実践７割のバランスで進めれば、知識を素早く定着させつつ、案件獲得スキルという一生必要な力も同時に伸ばせます。 さらに小さく応募し、小さく失敗する勇気を持てば、実務経験を積みながら成長できるでしょう。

今日からでも小さな一歩を踏み出してみませんか？

「始めます！」という宣言コメント、是非書き込んでください！

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